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私はこの仕事を目指したころは建築家を目指していましたが建築家は夢でした。勉強をすれば誰でも建築士になれる日本ですが、建築家とは自他共に認められなくてはなりません。自分の創った作品がちょと雑誌とか掲載されたらお施主様とか営業の人は建築家の先生と呼びます。また、それに乗せられて自分も建築家になったように勘違いしている方も多いでしょう。自称建築家と本当の建築家は画家や作家と同じようなスタンスだと私は考えています。
私は自分の作品を創り始めて20年がたちます。私は記憶力に乏しく、コピーが出来ませんでした。そのおかげで私は幸運にもあまり人のコピーでなく独自なデザインを創って来ました。このホームページ作成で今までの作品を見直す機会があり、久しぶりに自分の作品を見つめ直しました。私の作品の中にも自分のオリジナルの部分と無意識のうちに他人のコピーの部分が存在します。自分の作品において無意識な他人のコピーについては価値が見出せません。建築家を目指す人は練習や鍛錬のために巨匠のコピーも必要でしょう。
何年か前尊敬する人に尋ねられました。「中飯君、建築家と建築士の違いは何」私は即座に「建築士と建築家の違いは自分の設計に思想のあるなしだ。」と偉そうに答えました。現在その方は有名な建築家と手広く新しいタイプの住宅を創る仕事をしています。私の出した答えは正解だったのでしょう。
これから建築家を目指す若い方に年齢を重ねた私から助言をします。出来るだけオリジナルのものを作りなさい。人のコピーでうけてもあなたは将来建築家として社会から認められません。例えば中国に行くと500円のコピーのゴッホが買えます。建築の設計も同じで、500円のゴッホを買うお施主様は平気であなたに安藤建築や、・・・建築のコピーを依頼します。その様な建築が心の底から良い、その上私にはこれ以上の建築はないと確信している人はそれで良いでしょう。しかし少しでも疑問を抱き始めた方は自分の感性とオリジナルに挑戦してください。設計している時、工事している最中、完成引渡しの時に自分の作品に酔い浸るのは我々の性です。しかしその建物が建築家の作品として評価されるのは完成した時からその建物が朽ちるときまでである。価値ある建築は朽ちる前に修理や復元が施されほぼ永久に使用、保存される。その様な価値ある建築を創った者が後に建築家として評価されるものである。単なる流行でもてはやされ後に忘れられるのではなく、後世に歴史として残せるかが本来の建築家としての価値であると私は考えている。若者よ自分に正直に本物の建築家を目指せ。
中飯賀業
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