徳島の建築家
中飯賀業は建築の専門家 建物の設計や企画をお任せ下さい。徳島県阿南市で建築設計事務所を開設しています。

なかい  しげのぶ
中飯賀業建築研究所
Shigenobu Nakai



木造の住宅から店舗工場など全ての建築を設計します。新築からリフォームまでお施主様の要望にお応えします。
安心してお気軽にご相談ください。このホームページに訪れた方は気軽に掲示板に投稿下さい。


〒779-1750 徳島県阿南市椿町瀬井29-6
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  現場 2  中昭和町の住宅 新築工事 (Nハウス工法)

 昨年の7月に着工して当初の予定より遅れましたが昨日完成しました。2月15日に写真家の幸田氏に竣工写真を撮影して頂きます。2月末当たりに皆様にお見せできると思います。私も楽しみにしています。このホームページで発表しますので楽しみに待っていて下さい。
 
完成した写真はこのページにあります。

工事名   中昭和町の住宅 新築工事
工事場所 徳島市中昭和町三丁目
主要用途 専用住宅
構造規模 木造(Nハウス工法)瓦葺き2階建て 延べ147.47m2(44.60坪)
工期    平成23年7月~平成24年1月
施工者   (株)北島建設
現場監督 尾原 隆史(建築部 工事2課)
設計監理 中飯賀業建築研究所

 
 


平面プラン
 家相のラインが入っているため間取りが分かりづらいと思いますが、お施主様のこだわり
を考慮してあえて入れています。
南東に開かれたプランで通風と採光を取り入れ敷地は市街地ですが出来るだけエアコン等
を使わないように生活が出来るよう工夫しました。
巽の方向から玄関を入ると正面に趣味の生け花のステージが見えるようになっています。
キッチンはアイランド型でキッチンがメインのLDKです。
寝室は2階に造っていますが、将来階段が登れなくなった時は1階の和室が寝室となります。
生け花仲間が多いので駐車スペースを多く取っています。
玄関のキャノピーは雨の日に車が寄せれるように工夫しています。
お施主様の希望で屋外に建物と釣り合うデザインの物置を配置しました。


立面図

  工事状況写真

 



地鎮祭の準備をしています。



地鎮祭の祭壇




お施主様の穿初(うがちぞめ)




施工者の鍬入(くわいれ)




建物の下に埋め込む祭り物




見にくいのですが地縄を張った状況です。




最近はやり方も測量機械で管理するため
以前のように木の杭を打ち周りに板を回したやり方をしないようです。




いよいよ基礎の掘削を始めるために重機が現場に運ばれてきました。





試験掘りの立会状況です。
地盤は造成地の表土が真土で底の部分は砕石のようなしまった状況です。




物置の掘り方状況です。




ほり方が完了して基礎下の砕石を敷きこんでいる状況です。
この採石は基礎のコンクリートを地面に定着させる役割と電車の枕木の下に敷いた
砕石のように地震時の衝撃を少しでも和らげる効果もあると考えています。




砕石の上に防湿シートを敷き込み捨てコンクリートを打設した状況です。
このコンクリートは基礎の位置を明確にする。地墨を書くために打設されます。




現場に鉄筋が搬入されました。一部は工場にて加工されています。




鉄筋の規格を確認するために鉄筋棒の全てに規格を表示する記号が表示されています。
市場には無規格の鉄筋も販売されています。
工事監理者は設計に合った規格をこの記号で確認します。
ちなみに B B はSD295Aの規格です。






捨てコンに書かれた地墨の状況です。
この時に建物の位置と基礎の大きさの最終確認を行います。





捨てコンに書かれた地墨に合わせて周囲の型枠と鉄筋が組まれました。
この時に基礎配筋の配筋検査を行います。
同時に瑕疵担保保険の保険会社の検査も受けます。




物置の配筋状況です。




使用木材の材料検査の状況です。
写真に写っているのは土台に使用する桧120角の木材です。
乾燥され製品化されています。




柱の製品検査状況です。柱は割材で杉120角です。
建物の耐久力を考慮して樹齢が60~80年以上の木を使用します。




木の小口を見れば樹齢の確認が出来ます。左側に柱の側面が見えています。
美しい柾目が確認できます。この面が室内側の仕上として見えます。




木材の含水率を計測しています。柱材も乾燥製品化されていますが、
機械(含水率計)を使用して木材の乾燥度合いを確認している状況です。





基礎立ち上りの型枠が完了しました。
基礎配筋の位置確認を完了して打設を待つ状態です。




コンクリート打設前に型枠内の清掃と水打ちをしています。




基礎立ち上りのコンクリート打設状況です。
ミキサー車で搬入された生コンクリートをレッカーにより打設位置に運んでいます。




立ち上りコンクリートが打設完了の状況です。
小さいボルトが土台を止めるアンカーボルトです。
大きいのが通し柱を基礎に固定するホールダウン金物の埋め込みボルトです。





基礎のコンクリート打設が完了した状況です。
この状況で4,5日そのまま養生します。
暑いので毎朝現場監督さんが水を撒いてくれています。




基礎の型枠が外された状況です。綺麗にコンクリートが打設されました。
まだ出来ていない家の前の三か所の基礎はバルコニーの基礎です。
基礎の周囲の鉄筋は犬走りの差筋です。




バルコニーの独立柱の施工状況です。




玄関土間の施工状況ですバリアフリーを考えて玄関土間は高く造られています。




バルコニー基礎の型枠が外され現場は建て方の準備をしています。




四隅の通し柱の桧五寸柱です。地震時に力が一番集中する場所なので
大きく強い桧柱を使っています。




小屋梁の加工状況です。




切り組はプレカットと手加工を併用して加工しています。
小屋組が機械加工では対応できない部分のこだわりを大工さんが創っています。




見える部分の木材全てを使用します。




建て方を始める前に廻りに足場を組んでいます。基礎の上に土台が敷かれました。




1日目は前日に敷かれた土台の上に
1階の柱と縦落し込みの壁板が同時に取り付けられています。




続々と使用される木材が搬入されています。
このタイプの住宅は通常の木造住宅の約3倍の木材を使用します。
ちなみにこの住宅は44坪で50m3の木材を使用します。




1階の柱と縦落し込み壁が設置され2階の床梁が取り付けられています。




2階の床梁取付が完了したころには日が暮れてきました。建て方1日目は終了です。




2日目は1階と同様に柱と縦落し込み壁が同時に設置されています。




2階の柱と縦落し込み壁が設置された状況です。




2階の軸組が完了して小屋梁が取り付けられています。




上棟式の準備も棟上げに合わせて進められています。
祭壇の向こうに見えるのが棟木の中央部です。




棟上げの準備が完了して棟梁が神事の為に下りてきました。




棟上げの神事が終わりお施主様とご家族が棟木に記念の署名をしています。




建物が長いので棟木は3本です。
お施主様が棟木に神事にお祭りしたお神酒を飲ませています。




無事棟木が上がり棟上げが完了しました。
おめでとうございます。
この建物がここに何百年も建つ事をお祈りします。




屋根の垂木を設置しています。
シンプルな構造で母屋が無く大きな垂木で屋根を受けます。




垂木の取付が完了しました。建物の形が予想できる状態になってきました。
野地板が張られるのが楽しみです。




台風の襲来に備え屋根のルーフィングは完了しましたが、
壁についてはブルーシートで養生しました。
建設業者にとっては大きな負担に成りますが
壁の木を雨にぬらすよりは良い選択です。




台風にも被害なく順調に軸組工事(壁の筋交いの取付)が進んでいます。




壁の筋交いと取付金物の状況です。
筋交は板にもビスで固定されていて普通の工法より筋交は外れにくくなっています。





2階の軸組の状況です。




軸組工事と並行して屋根の工事が始まりました。
屋根瓦は私の建物にいつも使用される和型の粘土瓦です。
この瓦が安くて丈夫で100年後も存在する唯一の瓦と思います。




屋根瓦が葺き終わりました。




窓がつきました。
温暖なこの地方では建物は夏用に設計します。
通風を確保するために深い軒と大きな窓が付けられています。




棟木の下に棟札が取り付けられました。




棟札のアップです。今年の5円玉で取り付けられています。
棟札は名前の通り建物の名札のようなものです。
何代も住み何時誰が建てたか分からなくなった時に有効です。




2階の造作の状況です。
ペアガラスの窓と杉板厚さ40mmの床が出来ています。
正面の節のある壁はしっくいで仕上げられます。




1階の造作状況です。
中央の大きな柱が大黒柱です。
天井部分に垂れ下って見えるのは電気の線です。
昔と違って最近の住宅は照明、電話、テレビ、インターネットなど線が多い。




階段部分の造作状況です。




この部分は和室として仕上げられます。
節の無い柱と敷居、鴨居が取り付けられています。




浴室のユニットバスの組立状況です。
ユニットの浴室は一日で組み立てられます。




建物に窓が付けられ外壁工事の通気防水シートが下から張られています。
最近の技術で暴風時も壁からの雨漏りをこのシートが防ぎます。




外壁の防水シートが張られて横胴縁が取り付けられ
外壁材の下地が出来ました。




天井内の電気配線が取り付けられています。




2階の造作も進み壁が邪魔して写真が撮りにくくなってきました。






外壁が張れて白色の塗装(ホワイトハーゲン)も終わりました。




2階寝室の内装も大工工事が終わり、左官仕上げ(珪藻土塗)を待つ状態です。




2階14畳の大工工事も終わりました。奥の壁はしっくい塗で仕上げられます。
窓の下には創り付けの家具(飾り棚の地袋)がつけられます。




2階14畳です。穴のあいている向こうはクロークです。
その右側は神棚入れです。ここも漆喰で仕上げる予定です。



階段ホールは板のまま仕上がっています。




1階和室の床周りの造作状況です。左が床の間で右側の上部は神棚です。




外部の足場か外されました。白い壁に瓦屋根が引き立っています。
右側の下屋の部分に玄関があり杉板で仕上げられます。
大きな窓の前に木製のバルコニーとデッキが取り付けられると完成です。



木製バルコニーの取付が始まりました。
木製バルコニーは壁からの漏水を防ぐために外壁工事が終わり、
後から取り付けられます。
また使用される木材は防腐加工がされています。




LDKの天井と壁の漆喰が塗られました。




LDKの見返しです。システムキッチンも取り付けられました。
残念ですがキッチンは段ボールで養生されています。




2階14帖の地袋の扉がつけられ後は障子と照明器具が付くと完成です。




2階14帖見返し。白く見えるのは折りたたみ式のテーブルです。
右側の壁にカガミが埋め込まれています。





寝室6帖
天井に照明器具がつけられ後は木製ブランドが付けられると完成です。




木製のバルコニーが取り付けられました。外観が仕上がって来ました。





一階のデッキにも目隠しを兼ねた手摺が付いています。




和室の左官仕上げが始まりました。
奥行きを出すように床の間の壁は二重にデザインされています。




2階14畳に折りたたみ式の白いテーブルが取り付けられました。




リビング奥、孫のピアノを置くスペースです。壁はしっくい塗で仕上げられています。




木製のバルコニーとデッキに保護塗装が塗られました。




2階14畳に障子戸と照明器具がつけられました。
お施主様がお孫さんの為にブランコを吊り下げました。




建物前にレンガ塀が作られほぼ建物は完成です。
アプローチの仕上は間に合いませんが、内部は仕上がりました。
18日に完成見学会を待つだけです。




駐車場の配筋検査状況です。
コンクリートの上にレンガ敷きの仕上が有るので、簡易なワイヤーメッシュです。
仕切りに龍のヒゲで植栽する溝を付けています。




内部は仕上がりました。完成見学会の後撮った写真です。
和室の床の間と右側が神棚です。




LDKにはアイランド型のキッチンが真ん中で存在感を出しています。
キッチン周りは真っ白で仕上がっています。木の部分に冷蔵庫が埋め込まれます。
左側の大きな柱は大黒柱です。




ホールから階段
玄関から見えないように真っ白の目隠し壁がそそり立っています。




階段ホールの手摺は親柱の頭部に球の飾りが付けられています。
素手で触るともの凄く気持ちいいのですが、
見学会の方は手袋をしていたので非常に残念です。
木の仕上は触る喜びが有るのが外の材料に無い良さです。




2階多目的の14帖です。板間ですが窓にはカーテンでなく障子がつけられています。
楮100%の障子紙の柔らかな光は素晴らしい。
正面の地袋の上は趣味の生け花を飾り比べるために漆喰で仕上げられています。




2階多目的14帖の見返し。
白のテーブルは折りたたみ式になっています。




寝室6帖の窓は街中の住宅ですが昼でも外が見えるように
カーテンでなく木製のブラインドがつけられています。
ブラインドの羽を水平にして外が見えるようにしても昼間は外から中は見えません。
夜は羽根を上にすれば寝ながらお月さんが見える・・・かな?





建物前のレンガ時期が完成しました。後は植栽を待つだけです。




植栽工事が始まりました。天気も良いので雨戸を開けています。
雨戸をあけると建物に立体感が出ます。




植栽工事が終わり工事が完成しました。
落葉樹が多いので寂しく見えますが春になるのが楽しみです。
2月15日に写真家幸田氏に撮影をして頂きます。
2月末には竣工写真をホームページに掲載しますので楽しみにして下さい。


この建物の完成は来年の1月末です。
2月ごろには写真家幸田氏の素晴らしい写真が発表できると思います。
楽しみに待っていて下さい。
 
 
 
 
 






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