徳島の建築家
中飯賀業は建築の専門家 建物の設計や企画をお任せ下さい。徳島県阿南市で建築設計事務所を開設しています。

なかい  しげのぶ
中飯賀業建築研究所
Shigenobu Nakai



木造の住宅から店舗工場など全ての建築を設計します。新築からリフォームまでお施主様の要望にお応えします。
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  木本歯科医院新築工事


完成した写真はこのページにあります。
 
工事名  木本歯科医院新築工事
工事場所 阿南市領家町(阿南保健所の前)
工期   平成22年9月~平成23年4月
 
平面プラン
敷地は右側に用水路を挟み阿南保健所前の大きな道路に面しています。4区画に分譲された住宅地の2区画を購入し、障害者も利用できる総合歯科医院として計画しました。将来北側に増築予定です。
 
敷地前の用水路、白色塀を建物と一体にデザインしました。お施主様のご要望で緩勾配の金属屋根を採用しています。

このページはもの凄く人気のページでしたが、最近閲覧者が減ってきたので工事写真をスリムにして見やすくしました。


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
将来増築分も計算された大きな合併処理浄化槽(50人槽)を埋設しました。暗くて見えませんが底にコンクリートの底版を作り鉄筋を立てヒューム管(コンクリートで作られたパイプ)の柱を立てます。


 
 


 
 
浄化槽は柱(ヒューム管の上部は上部の床版の時に一体で作るように仮にボイド(紙で作られたパイプ)で養生しています。)を立てて砂で埋め戻しします。埋め戻しが安定するまでこの状態でしばらく養生します。




建物東、南側の敷地が狭いので先行して塀工事をしています。コンクリート用の型枠を立て鉄筋を組んで型枠を伏せこんでいます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




型枠を外してコンクリート塀が出来上がりました。このデザインはお施主様のイメージを生かし、下の歯のようにデザインしました。


 


基礎の掘り方状況です。基礎は平屋で屋根が金属で建物は軽いのですが、造成した直後の建築のためベタ基礎を採用しています。小さなバックホーで丁寧に掘削していました。


 
 


基礎下の採石地業完了状況です。


 
 


基礎下の埋設配管を終え、砕石の上に防湿のビニールシートを丁寧に敷いています。このシートを敷く工法により建物の寿命が格段に長くなりました。床下の湿気やシロアリなどの侵入を防ぎます。


 
 
 


基礎下の捨てコンクリート打設状況です。


 
 
 

捨てコンクリートの上に地墨(基礎の位置をミリ単位で表示する)を描き周りの型枠を立てています。


 


周りの型枠を固めて、地墨に合わせて基礎の配筋を組立ます。この時に監理者が基礎配筋量の検査(鉄筋が設計図の通りに配筋されている検査)をします。


 
 
 


基礎型枠の完了状況です。基礎はこのように浮き型としてベース(底版)と基礎(立ち上り)部を一体に施工するのが理想です。この時に監理者が基礎配筋型枠検査(鉄筋の位置と型枠の寸法を確認)を行います。


 
 
 

コンクリート打設状況、基礎が大きいので大型のミキサー車が来ています。


 
 


 
コンクリート打設はレッカーと人力で丁寧に打設しています。


 


 
基礎コンクリート打設完了状況です。中央のレントゲン室の差し筋(コンクリート壁筋)と木造のアンカーボルトが取り付けられている。


 
 
 

この建物はレントゲン室があり放射線の遮へい目的で厚さ15cmのコンクリートで創ります。コンクリート壁の内側の型枠です。コストを下げる為レントゲン室の内装はコンクリート打ち放し仕上です。その為に木コンで綺麗に割付されたセパレーターが並んでいます。


 






レントゲン室天井部分の床版(スラブ)の配筋状況です。
この状況で監理者は配筋検査を実施します。配筋検査の内容は鉄筋の太さ、間隔、継手(ジョイント部の長さ、型枠からの隙間等です。鉄筋の下に敷いてあるのはスペーサーで鉄筋を所定の位置に浮かすために付けます。緑色の小さな金具は天井を吊るす金物でインサートと言います。







コンクリートを打設している状況です。四角い型枠の中にも作業員がいて木槌で型板をたたき内部の打ち放し面を仕上ます。





コンクリートの打設状況です。突き出ているボルトはこの上に乗る小屋梁を固定するアンカーボルトです。小屋面の水平移動を抑える役目をします。





内部土間の配筋状況です。
 
 
 
 


内部土間のコンクリート打設状況です。




基礎の天盛り(木造の土台を水平に敷くため基礎の天端をモルタルで均す)をしています。





屋根の下地(垂木)が完成して野地板を張っています。ほぼ建物の形が分かるようになりました。この建物は平屋で庇が大きくほとんど屋根が見えない形です。




この方向からは片流れの薄い屋根の後ろに四角い形が2段に積まれたような形です。左側が玄関ですが庇を薄く鋭利になるようにしています。下の歯のような大きな塀と建物のバランスもイメージ通りです。




屋根の防水シート(アスファルトルーフィング)を張っています。建物の形がはっきりわかるようになりました。



 

現場は屋根の防水シートを張り終えました。防水シートは安全のため2重張ります。もう雨が降っても屋根があるのと同じです。
壁の筋交(斜めの構造材)を取り付けています。軸組金物を取付て指定機関の検査を受けます。




この家の屋根はガルバリウム鋼板の立平葺きです。同じ鋼板で軒先と破風部分の木材を包み込む新しいデザインになっています。現場では屋根の前に軒先と破風部分にガルバリウム鋼板を張っています。曇天のためグレーに見えていますが鋼板の色はシルバーです。





屋根の立平葺きがだいぶ出来ました。





内部は床下地の根太が取り付けられています。建物用途が歯科医院のため根太は大きめで間隔も住宅に比べると狭くなっています。この上に合板を2重張りして仕上の塩ビタイルを張る予定です。


 
 




軸組金物の中間検査が合格して、内外装工事に取り掛かっています。アルミ窓が取り付けられて、外壁の下地に防水通気シートを張っています。このシートで壁からの漏水を防ぎます。




内部の床下地合板が張られました。この上にもう一枚張り塩ビタイルで仕上げます。歯科医院の設備が床下からところどころ出てきています。筋交(斜材)に軸組金物が一部見えています。




外壁下地の防水シートが完了しました。外壁用の胴縁が取り付けられて外壁のサイデイング工事を待っています。




天井内の配線や配管工事が行われ天井の下地工事が始まっています。ねずみ色の太いパイプはエアコンの配管です。




天井に埋め込み形のエアコンが吊りこまれています。




診療室の奥にある天窓周りの下地組も完了しました。







ガラスを取り付け周囲をシール(シリコーンシール)で固定しています。





品薄の断熱材がやっと現場に搬入されました。この断熱材はビニールのカバーに包まれたタイプです。




断熱材が天井に敷き詰められた状況です。





断熱材を敷き詰めた後にクロス下地の天井材(石膏ボード)を張っている状況です。




外壁の防火サイデングを張っています。




軒樋を取り付けています。




天井のクロス下地石膏ボードがほとんど出来上がりました。




内装工事も進み、棟に棟札を取り付けました。5円玉12枚を挟み取り付けられています。





早速入念に断熱材を取り付けています。




やっと外壁が張れました。後ろの家と同じ色になり同じ建物に見えます。塀が白く仕上がるのでもっと色が濃く見えるでしょう。落ち着いて見えると思います。





スタッフルームと廊下の仕切り壁です。将来取り外せるように天井と床の間に設置されています。




内装の壁下地工事で天袋等の家具が取り付けられる部分は補強材を入れてからボードを張っています。





外部の天井下地の状況です。漏水しないように天井面より外壁が張り上げられています。




外部の天井が張れました。穴があいているところが屋根裏の換気孔です。鼻隠しを鋼板で作っているのですっきりと仕上がっています。また水切りも付いていますので天井を雨水がつたうこともありません。新しいデザインです。








軒天井のペンキが綺麗に仕上がりました。軒先がすっきりした納まりになりました。




外部の足場が外れて建物の全景が確認できるようになりました。




スロープでのアプローチ(外構工事)の掘り方が始まりました。この建物の特色の一つである大きなスロープです。





クロス下地の状況です。コーナー部は角が通るように処理をされ、ボードのジョイント部は不陸調整と割れ止めの処理がされています。




吹抜けの天井部分のクロスが貼れています。




この部屋は珪藻土で仕上がります。下地塗りが施されています。腰の板はお施主様の希望のタモ材です。




オペ室に真っ白な薬品棚が造りつけられました。右側は収納です。




窓台のタモはお施主様の希望で木目を見せたまま白く着色されました。




吹抜けを支える柱の見える部分は窓枠も木の色に仕上ます。白壁と木のコントラストで空間を引き締めます。




癒し空間を演出したこの診療室は大正時代に近いデザインです。和風の壁に洋杢の腰板が貼られてクリアーで仕上げられています。壁は珪藻土で住宅のように仕上げられます。




浄化槽の床版工事で配筋の状況写真です。ダブル配筋の下筋が組まれた状況です。柱筋を折り曲げ上筋をもう一枚組んでコンクリートを打設します。その上にアスファルト舗装を乗せます。




玄関アプローチの大きなスロープの縁が施工されています。この医院の患者様は全てこの大きなスロープでアプローチする計画です。




正面に見えているのは造り付けのショーケースと陳列棚です。造り付けの良さを出す様に建物と一体化しています。




診療室を奥を明るくするための天窓と明かり窓です。木製の枠はお施主様のご希望で白く仕上げられました。近づくと木目が見える仕上げです。




天窓の枠も白色の仕上です。






玄関アプローチのスロープのコンクリートを打設しています。




犬走りのコンクリートが打設完了し養生しています。奥に勝手口の階段が見えています。この上にタイルを貼って仕上がりです。




コンクリート塀のペンキ下地の補修が施されています。この上に真っ白なホワイトハーゲンを塗ります。





スロープの縁のコンクリートが完成しました。大きく緩いスロープです。





スロープ床の配筋状況です。縁の部分に埋め込まれた薄いブルーのスチロールはスロープ手摺を埋め込む穴です。




スロープ床の下地コンクリートが打設されました。スロープの勾配は車いすに対応した1/12で高さ40cmを5.2mで登るように設計されています。基本的に全ての患者が使用するように大きく造られています。






アプローチのスロープにタイルが貼られて手摺が取り付けられました。スロープの縁も塀と同じように白色に仕上ます。







アプローチのスロープ縁が真っ白に塗られました。塀とのつながりのあるデザインです。






アスファルト舗装の路盤(下地)が完成しました。





待合室にシンプルな家具(本棚)が取り付けられました。




待合室の状況です。左側の陳列ケース下と受付カウンターが木目で統一され奥のカルテ棚と陳列ケースの上部が真っ白に統一されたデザインです。




男子便所兼多目的便所です。車いすに対応した広さに造られています。




女子便所は清潔感に少しゴージャスに仕上げられています。左側にチャイルドシートが見えています。




内部が仕上がると天窓からの光がより強調されます。




駐車場のアスファルト舗装工事の状況です。水がたまらないように丁寧に作業を進めています。




駐車場のライン引きをしています。






駐車場の車止めを取り付けています。
 
 
この建物は完成し今月めでたく開業いたしました。皆様のご来院をお待ちしています。
最後にお施主様の工事に関しての御感想を掲載します。

「中飯さんにお会いしたのが、はや一年以上前。そして平成23年5月に無事予定どおり開院を迎える事ができました。
大阪ー徳島の打ち合わせを試行錯誤していただき、何度も何度もメールをして頂いたことを、遠い昔のように思い出しております。
建物に関しては、本当に予想以上に快適です。すべてが期待以上ですので、頑張って何かを文章にしようと思いましたが、上手な表現がみつかりませんでした。
予算と機能をどこまで煮詰めるかというテーマを最高の状態まで持って頂いた事には非常に感謝をしております。
一番お気に入りの場所は、天窓のついている消毒室と院長室前のアクティブスペースです。中飯さんの事前の説明どおりにいつでも光が差し込みますし、風もスーッと吹き抜けていきます。予算重視の『開閉不可の窓』か機能重視の『雨感知式電動天窓』のプランのお話もありましたが、250cmの竿を使って開閉する『手動天窓』は最高です。よっこいしょと窓を開けた瞬間、新鮮な風が吹くたびに、中飯さんとの打ち合わせを思い出します。
建設のアイシーホームさんを初め、電気工事、水道、ガス、家具、金具、壁紙、看板、舗装、樹木、防犯、銀行関係、歯科機械など今回の建築に携わっていただいたすべての方が、中飯さんと楽しそうに打ち合わせしていたのが非常に印象的です。
メンテナンスのアドバイスをいただきながら大切に使っていきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。」
以上有難いお施主様の声です。渡しはこの時の為に仕事をしているといつも感じます。



撮影幸田青磁氏

完成写真は幸田氏が撮影しました。このホームページの店舗等一般建築のページに掲載しています。今は上の写真をHPのトップに飾っています。私はアプローチと塀のデザインが気に入っています。特に白色の塀は歯をイメージしたデザインです。


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