この建物は阿南市が譲り受けた5階建ての生命保険ビルである。その３階に日本財団が進める「子ども第三の居場所」が計画された。エレベーターと避難階段と躯体を除く内装の全てを撤去し間仕切りや内装を作り替える設計監理業務が阿南市より発注されて私の事務所が落札して設計監理業務を行う事になった。お洒落で利用する子供の居心地の良い空間が設計条件に挙げられていた。今回は工事監理業務も受注したのでほぼ満足できる仕上がりになったので作品としてこのホームページで紹介します。建物規模が大きいので内装制限も要求されるが子供が利用する部分は出来るだけ杉板を採用した。

 

 

 

平面プラン

 

 

 

竣工写真

 

 

 

 

エレベーターホールからエントランス入口

中の様子が見えるように木製のガラス引戸を採用している。

 

 

 

 

エントランス入口部分から廊下 

配管スペースを確保するため床を上げている部分へスロープで繋げている。

 

 

 

 

 廊下見返し

廊下左側が子供スペースで右側が共用スペース。

 

 

 

 

 エントランス

 バリアフリーのために全体をスロープとしている。

 

 

 

 

エントランス見返し

 

 

 

 

活動スペースからエントランス

木製パーティションで仕切っている。

 

 

 

 

活動スペース

正面はエントランス、左側が事務所スペース、右側がキッチン

床は杉板張りでその下に断熱材を入れている。

既存の軽天下地を利用しているので既存間仕切部に木の見切りを設けている。

 

 

 

 

 

活動スペース見返し

照明器具は事務所建築の名残を残し同じ位置に列を 成しているデザイン。

鉄筋コンクリートの柱を杉板厚30ｍｍで囲っているデザイン。

 

 

 

 

活動スペース右側

奥に見えるのが学習スペース 

 

 

 

 

事務所スペース

一部に既存スチール家具を再利用した。

床のカーペットタイルのパターンは

 

 

 

 

事務室から活動スペース

 

 

 

 

事務室内部

 

 

 

 

相談室

 

 

 

 

事務カウンターから活動スペース

 

 

 

 

ここもりスペース

 

 

 

 

学習スペース

 

 

 

 

学習スペース見返り

 

 

 

 

活動スペース

 

 

 

 

活動スペース

 

 

 

 

 

キッチン

 

 

 

 

活動スペースからキッチンへの入り口

 

 

 

 

キッチンからカウンター越の活動スペース

 

 

 

 

キッチン見返り

システムキッチンはトーヨーキッチン

左側の格子棚はオリジナルの造り付け

 

 

 

 

キッチン

造り付けの格子棚から街の景色が見える。

 

 

 

 

木製カウンターでキッチンと活動スペースを繋げている。

 

 

 

 

キッチン

 

 

 

 

 

キッチン全景

 

 

 

 

造り付け木製カウンター

 

 

 

 

カウンター越の活動スペース。

 

 

 

 

造り付けのオリジナル木製格子棚 

一部変更されて残念

 

 

 

 

内装と設備をを更新した共用スペースの女子便所

 

 

 

 

 

 

 

 

活動スペース全景